熟地と熟地黄は同じものですか?どんな効能がありますか?
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熟地と熟地黄は同じものですか?効能は何ですか?熟地の漢方薬としての用途は?漢方薬材と言えば、熟地は比較的よく知られたものの一つで、多くの方が聞いたり触れたりしたことがあるでしょう。しかし、熟地と熟地黄が同じものなのか、熟地の漢方薬としての用途は何か、まだよく分からない方も多いかもしれません。以下で解説します。
熟地の概要
熟地は、玄参科植物・地黄の塊根を加工・炮製したもので、別名「熟地黄」または「伏地」とも呼ばれます。通常、酒・砂仁・陳皮を副材料として繰り返し蒸したり天日干ししたりし、内外が黒く油光り、質感が柔らかく粘り気が出るまで加工します。薄切りにして使用するか、炒って炭化させて使用します。熟地は別名熟地黄または伏地とも呼ばれ、玄参科植物に属する
熟地と熟地黄は同じものですか?熟地の漢方薬としての応用
生薬であり、優れた漢方薬材として、補血滋陰の効能を持つ。血虚による顔色不良、めまい、動悸・不眠、月経不順、不正出血などに用いられるほか、腎陰不足による潮熱・骨蒸熱、盗汗、遺精、消渇(糖尿病様症状)などにも適用される。虚証タイプの市販薬「六味地黄丸」の主要成分の一つである。
熟地の漢方応用
【薬性】甘味、微温。肝経・腎経に帰経する。
【効能】補血養陰、精を補い髄を益す。
【応用】1. 血虚の諸症状。本品は甘温で質が潤い、陰を補い精を益して血を生じるため、養血補虚の薬である。当帰、白芍、川芎と併用し、血虚による顔色不良、眩暈、動悸、不眠、月経不調、崩漏などを治療する(例:四物湯)。心血虚による動悸・悸動がある場合は、遠志・酸棗仁などの安神薬と併用可能。崩漏による出血で血虚・血寒・下腹部冷痛を伴う場合は、阿膠・艾葉などの補血止血・温経散寒薬と併用可能(膠艾湯)。熟地黄と熟地は同じか?熟地の漢方薬としての応用
2.肝腎陰虚の諸症状。本品は性質が潤い腎に入り、腎陰を滋養し、精を補い髄を益すことに優れ、腎陰を補う要薬である。古人はこれを「五臓の真陰を大いに補う」「真水を大いに補う」と称した。山薬、山茱萸などと配合し、肝腎陰虚による腰膝の倦怠感、遺精、盗汗、耳鳴り、難聴、消渇などを治療し、肝腎を補い精髄を益す(例:六味地黄丸)。また知母、黄柏、亀甲などと配合し、陰虚による骨蒸潮熱を治療する(例:大補陰丸(『丹渓心法』))。本品は精血を益し、髭髪を黒くする作用があり、何首烏、牛膝、菟絲子などと配合し、精血不足による髭髪の白髪化を治療する(例:七宝美髯丹『医方集解』)。本品は精を補い髄を益し、筋を強め骨を壮にする作用があり、亀甲、鎖陽、狗脊などと配合して肝腎不足による五遅五軟を治療する(例:虎潜丸(『医方集解』))。また、熟地黄炭は止血作用があり、崩漏などの血虚出血証に用いることができる。
【鑑別用法】地黄は『神農本草経』に初出。臨床では鮮・生・熟の三種が用いられる。いずれも陰を養い津液を生じる効能があり、陰虚津液不足の諸証を治療する。鮮地黄は甘苦大寒で、滋陰作用は弱いものの、清熱涼血・瀉火除煩に優れ、血熱邪盛・陰虚津液不足証に多用される。生(干)地黄は甘寒で質が潤い、涼血の力はやや劣るが、心腎の陰を養うことに優れるため、血熱陰傷や陰虚発熱に適する。熟地黄は甘温で肝腎に入り、専ら養血滋陰、填精益髄の効能があり、真陰不足や精髄虧虚の症例に広く用いられる。
【使用上の注意】本品は粘稠性が高く、生地黄よりも消化を妨げるため、気滞痰多・脘腹脹痛・食欲不振・便溏のある者は服用を禁忌とする。大量・長期服用時は陳皮・砂仁などと併用し、粘稠性による胃腸障害を防止すること。
熟地の効能:
熟地は甘味・微温・潤質で、補血滋陰に加え、精を補い髄を益す。熟地を当帰、白芍、川芎と配合すれば、血虚症治療で有名な「四物湯」となる。白芍と配合すれば肝を養い、柏子仁と配合すれば心を養い、竜眼と配合すれば脾を養い、麻黄と配合すれば血脈を通す。脾胃の気滞、痰湿の内阻による脘腹の脹満、食欲不振、下痢気味の方は服用を避けること。薬用時は煎じて服用し、10~30gとする。陰を滋養し血を補い、精を益し髄を充たす。肝腎陰虚による腰膝の酸軟、骨蒸潮熱、盗汗・遺精、内熱による消渇、血虚による萎黄、心悸・悸動、月経不調、崩漏・下血、眩暈、耳鳴り、白髪に用いる。
熟地の作用:
補血滋陰作用を有し、血虚による顔色不良、めまい、動悸不眠、月経不順、崩漏などに用いられる。また腎陰不足による潮熱・骨蒸、盗汗、遺精、消渇などにも適用され、虚証系市販薬「六味地黄丸」の主成分の一つである。
熟地と熟地黄は同じものですか?どのような効能があるのでしょうか?以上でご紹介を終わります。私たちの説明がお役に立てれば幸いです。この冬、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
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