沙果の栄養価
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沙果とは何か
沙果(正式名称:花紅)は、別名・海棠果(河北)、文林郎果(本草綱目)、林檎(河北習見樹木図説)とも呼ばれる。バラ科リンゴ属の植物で、落葉性の小高木。葉は卵形または楕円形で先端が急に尖り、縁には極細の鋸歯がある。春夏の変わり目に開花し、枝先に傘状に配列する。花柄と萼にはともに軟毛があり、蕾時は赤色で、開花後は色褪せて赤みを帯びる。果実は秋に成熟し、扁平な円形で直径4-5センチ、黄色または赤色。中国大陸の黄河・長江流域及び遼寧省一帯に広く分布し、標高50メートルから1,300メートルの地域に生育。山腹、平地、谷間の段々畑の縁などに自生し、生食はリンゴに似た味。変種が多く、接ぎ木・播種・株分け等で繁殖可能。中国固有種。酸味と甘みが調和した味わい。
原産地は北京延慶区、昌平区及び河北省懐来県。この品種は変種が多く、北京では早生種と晩生種の二種類がある。早生種は別名「甜沙紅(てんさこう)」、別称「胎里紅沙果(たいりこうさこう)」と呼ばれる。晩生種は別名「笨沙果(ほんさこう)」、別称「酸沙果(さんさこう)」と呼ばれる。
沙果の栄養価
沙果(正式名称:花紅)は、別名で海棠果・文林郎果・林檎とも呼ばれ、バラ科リンゴ属の植物である。落葉性の小高木で、葉は卵形または楕円形、先端は急に尖り、縁には非常に細かい鋸歯がある。沙果はタンパク質、脂質、炭水化物、熱量、粗繊維、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ナイアシン、カルシウム、リン、鉄、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどを豊富に含む。
100gあたり水分82.0g、タンパク質0.3g、脂質0.8g、炭水化物15.1g、熱量69kcal、粗繊維0.9g、灰分0.2g、カルシウム45mg、リン9mg、鉄0.9mg、カロチン0.05mg、チアミン0.02mg、リボフラビン0.02mg、ナイアシン0.2mg、アスコルビン酸1mg、カリウム148mg、ナトリウム0.9mg、マグネシウム7.3mg。
沙果の食療効果
1. 渇きを癒し津液を生む:沙果に含まれる有機酸とビタミンは非常に豊富で、これを摂取すると渇きを癒し津液を生むほか、消化を促進し煩わしさを除き、消化不良を解消する作用がある。
2. 精液漏出防止・下痢止め 沙果は酸味と渋みがあり収斂作用を持つため、精液漏出防止や下痢止め効果に優れ、下痢や遺精・滑漏のある方の食療に最適です。
3. 駆虫作用 沙果の根を煎じて飲むと駆虫・殺虫作用があり、回虫や蛔虫などによる疾患の治療に用いられます。
4. 目の明晰化沙果の葉は生鮮または乾燥させた状態で、いずれも熱を冷まし目を明晰にし、殺虫・解毒の作用がある。眼の青盲、瞼膜の覆い、小児の疥癬の治療に用いられる。
沙果の栄養レシピ
1. 沙果スープ
沙果(半熟)10個。砂果を洗い薄切りにし、鍋に水1000mlを加え煮詰めて500mlとする。1回1碗、1日2回、果肉ごと空腹時に服用。胃腸の調和・消化促進・下痢止めの効能があり、腸炎や赤痢による腹痛・下痢に適する。
2. ナシ果汁
ナシ3個。ナシを洗い、種を取り除いて潰し、搾って汁を取る。1日2回、1回10ml。この汁は消化不良を解消し、下痢や赤痢を止める効果がある。小児の下痢や赤痢の症状に適する。
3. 砂果芡実湯
新鮮な砂果50g、芡実30g。砂果をきれいに切り分け、芡実を加え、水3碗を加えて煮詰め、1碗の湯となるまで煎じる。これを1日2回に分けて服用する。この湯は精を収め遺精を止める効能があり、男性の遺精や滑精の症状に適する。
4. 酢和沙果米(酢和砂梨米)
砂梨5個、白酢50g。砂梨を洗い十等分に切り天日干しし、乾燥後細かく砕いて米状にし、白酢でよく混ぜる。1回1匙、1日2回服用。本処方は気行痛止・痰化結散の効能があり、小児の瘰癧(こくろく)や痩弱症などに適応する。
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