起床後の指の痺れに注意すべき4つの病気
 Encyclopedic 
 PRE       NEXT 
症状鑑別:指先のしびれや痛みに加え、患者の首・肩・首筋・肩甲部・頭部・上肢に痛みが生じ、橈側または尺側、あるいは五指全体にしびれや膨張感が現れる。握力低下を伴う場合もある。痛みは鈍痛・酸痛・灼熱痛・うずくような痛み、あるいは電撃のような刺すような痛みが主である。しびれは痛みの部位と一致することが多く、両者はしばしば併発するが、しびれは主に指と前腕に現れる。指や前腕の感覚減退が見られ、まれに感覚過敏領域が生じるが、これは病変部位の刺激によるものである。
神経根型頸椎症は、頸椎椎間板・靭帯関節・関節突起関節の増殖により、肥大した骨棘が側方へ突出して対応するレベルの神経根を刺激・圧迫することで生じる。頸椎MRI検査による病変部位の特定が推奨される。
手根管症候群
症状鑑別:患側の3.5指に痺れや刺痛が生じ、夜間悪化。睡眠中に痛みで覚醒し、高温時に増悪。動作や手を振ることで軽減。寒冷期には患指の冷え・チアノーゼ・手指運動障害を伴い、母指外転筋力が低下。重症例では患側の小魚際・大魚際筋萎縮を認める。
リウマチ
鑑別診断:冬季(寒冷時)に四肢に青紫斑が生じ、リウマチ因子陽性(定量検査推奨)、低用量ステロイド治療に反応する場合、頸椎症のみで説明できず、リウマチ性免疫疾患の可能性を疑うべきである。
地元の総合病院で赤沈、C反応性蛋白、ANCA、ANA、抗CCP抗体、抗ケラチン抗体などの検査を受けることを推奨。必要に応じて神経筋電図検査を実施。頸椎MRIで頸椎症が明確に診断された場合は、頸椎牽引療法を行い、物理療法や頸椎リハビリ体操を併用。正しい姿勢(座る・寝る)を保ち、むやみに薬を服用しないこと。
心・腎疾患
症状鑑別:心腎疾患による指の腫脹は、通常顔面や脚の浮腫を伴う。指の痺れや腫れ感は初期症状の一つであり、関節の腫れや痛みを併せ持つ場合はその可能性が高い。顔面や指の皮膚が硬くなる場合は、強皮症の疑いがある。
 PRE       NEXT 

rvvrgroup.com©2017-2026 All Rights Reserved