胞状奇胎の検査
 Encyclopedic 
 PRE       NEXT 
葡萄胎は滋養細胞の増殖により大量のHCGを産生するため、血清中HCG濃度は正常妊娠時の対応する月齢値を大幅に上回る。この差異を利用することで葡萄胎の補助診断が可能となる。正常妊娠時のHCG分泌ピークは妊娠60~70日目に達し、これが葡萄胎の発症時期と重なるため診断が困難となる場合がある。連続的なHCG測定や超音波検査を同時に行うことで鑑別が可能となる。
2、フローサイトメトリー(FCM)
完全性胞状奇胎の染色体核型は二倍体、部分性胞状奇胎は三倍体である。
3、超音波検査
正常妊娠では妊娠4~5週に妊娠嚢が確認され、妊娠6~7週には心管拍動が認められる。胎児心音は早くとも妊娠6週に検出可能で、妊娠12週以降は常時聴取できる。絨毛妊娠では子宮腔内に粗い点状または雪の降るような画像が認められ、妊娠嚢は確認できず、胎児構造や胎児心拍も認められない。子宮血流雑音のみが聴取され、胎児心音は聴取できない。
 PRE       NEXT 

rvvrgroup.com©2017-2026 All Rights Reserved