強酸・強アルカリに襲われたらどうする?
 Encyclopedic 
 PRE       NEXT 
化学熱傷の損傷程度は、化学物質の性質、投与量、濃度、物理状態(固体、液体、気体)、接触時間と接触面積の大きさ、および当時の応急処置などと密接な関係がある。応急処置が不適切だと、皮膚に永久的な損傷を引き起こす可能性が高い。以下にいくつかの化学熱傷を簡単に紹介する。
化学熱傷タイプ1:強酸類
衣服を浸透して発生した熱傷の場合、直ちに衣服を脱がせ、大量の清水で繰り返し患部を洗浄する。十分に洗浄した後、中和剤(弱アルカリ性液体、石鹸水)で洗浄してもよい。石炭酸による熱傷はアルコールで中和する。硝酸による熱傷はヨウ素溶液で中和するとより効果的である。ただし中和剤がない場合でも無理に求めず、十分な水洗浄が最も根本的な処置である。
化学熱傷タイプ2:強アルカリ類
アルカリ性溶液が衣服を浸透して引き起こした熱傷の場合、直ちに汚染された衣服を脱がせ、大量の水で患部を徹底的に洗浄する。
十分に洗浄した後、希塩酸・希酢酸(または食酢)中和剤を使用できる。その後、炭酸水素ナトリウム溶液またはアルカリ性石鹸水で中和する。状況に応じて医師に他の処置を依頼すること。
化学熱傷タイプ3:強アルカリ・強酸類腐食剤の誤飲
摂取量に関わらず、口腔・咽頭・食道・胃の粘膜を損傷し、重症例では筋肉層まで損傷して穿孔に至る。したがって、救護時には直ちに嘔吐を促したり胃洗浄を行ったりせず、食道や胃の破裂・穿孔を防ぐこと。摂取した強アルカリまたは強酸の種類に応じた中和溶液を注入すると同時に、牛乳・卵白・植物油・小麦粉の糊状物などの流体を注入し、食道と胃粘膜を保護して救命時間を確保する。
 PRE       NEXT 

rvvrgroup.com©2017-2026 All Rights Reserved