強い男性は収入が高い
 Encyclopedic 
 PRE       NEXT 
収入の高さを事業成功の指標とみなすならば、「男尊女卑」の考えを持つ者の事業成功の可能性はより高いかもしれない。米国の最新研究によると、女性が職場ではなく台所にいるべきだと考える男性は、より穏健な男性よりも収入が高く、その年収差は平均8500ドルに達する。この研究結果は最新号の『応用心理学』に掲載された。既得権益者は利益の継続性を維持する。フロリダ大学の研究者は1979年から2005年にかけて、12686人の米国人男女を追跡調査した。調査項目には「女性は家庭にいるべきか」「女性の職場進出は青少年の問題行動増加につながるか」「女性は家庭を守るべきか」などが含まれた。研究者らは、20年以上の間に男女の認識差は大幅に縮小したものの、これら3つの質問に「はい」と答えた男性が女性を大きく上回っていることを発見した。2005年、研究者が男性回答者の収入について尋ねたところ、別の格差が明らかになった。「男性優位主義」の考えを持つ男性は、より穏健な考えを持つ男性に比べて収入が大幅に高かった。研究者は、教育背景、仕事の複雑さ、労働時間などの要因を考慮に入れても、強硬な男性はより穏健な考えを持つ男性よりも多く稼いでいると指摘した。フロリダ大学のティモシー・ザッキー研究員は、この発見の背景として「伝統社会では男性優位主義者が職場で支配的立場にあり、収入の主力であった。現代社会においても、既得権益層としてこの構造を維持しようとする傾向がある」と説明している。雇用主は一家の大黒柱となる男性を昇進させやすい英国ウィンチェスター大学の心理学者マグダレナ・チャベスは、「男性優位主義者」と非男性優位主義者の間の収入格差について、いくつかの説明があると考える。第一に、伝統的な家庭観(男性は外で働き、女性は家庭を守る)を持つ男性は権力に関心が高く、資源(金銭)などを占有することを好む。さらに、雇用主は家族を一人で養っている男性を昇進させる傾向があり、それは家族全体への支援と見なされるという理論もある。
 PRE       NEXT 

rvvrgroup.com©2017-2026 All Rights Reserved