脳出血が安定してからアスピリンを服用する
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脳出血(俗に脳溢血)は、脳血管が破裂し血液が脳実質に侵入することで発生します。原因は様々ですが、最も多いのは高血圧です。長期的な高血圧は動脈硬化、特に細動脈硬化を引き起こし、血管の脆性増加と弾性低下をもたらします。血圧が急激に上昇すると、血管壁が破裂し脳出血を引き起こす可能性があります。高血圧と動脈硬化はともに脳梗塞の主要な原因であり、脳出血の既往歴がある人も脳梗塞の高リスク群です。アスピリンなどの抗血小板薬の服用は脳梗塞予防において最も重要な薬剤です。しかし、患者に脳出血再発リスクがある場合、医師は通常アスピリンの即時中止を指示します。そうしないと脳梗塞リスクが増加するからです。
臨床現場では、多くの患者から「脳出血の既往がある場合、アスピリンを服用してはいけないのですか?」という質問が寄せられます。最新の研究によれば、脳出血患者の病状が安定した後、アスピリンの服用を再開することが可能であり、アスピリンの使用によって脳出血再発リスクが増大することはありません。それどころか、アスピリンには血小板凝集を抑制し、血栓形成を予防する作用があり、脳卒中全体としての再発リスク低減に寄与します。さらに、低用量(1日75~150mg)での服用では消化管出血などの副作用が生じる可能性がありますが、脳出血への影響は大きくありません。
具体的な服薬開始時期については、学界の見解が一致していません。現在、臨床医は一般的に脳出血発症から6ヶ月以上経過後、経過観察の結果に基づいて服薬のアドバイスを行っています。以上をまとめると、脳出血の既往歴はアスピリン服用に対する禁忌ではなく、抗血小板療法をいつ再開するかは医師が個々の状況に基づいて判断する必要がある。日常生活では、規則正しい生活リズムの維持、ストレスの軽減、過労の回避、禁煙・禁酒、低脂肪・低塩分の食事、適度な運動、医師の指示に従った服薬、高血圧の積極的な管理、定期的な経過観察による再発予防が推奨される。
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