耳をつまみ二つのツボを押せば認知症予防に効果的
Encyclopedic
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言ったことをすぐに忘れる、同じことを繰り返し話す、物の置き場所が思い出せない、外出時に物を置き忘れる、重症化すると家族すら認識できなくなる…認知症の病因と発症メカニズムは未だ明確ではなく、特効薬も存在しないため、多くの人が薬物治療を求める。
中医学では、認知症は腎虚精枯、心気不足、瘀血内阻、痰迷心窍など異なる病変機序によるものとされ、体表刺激療法を学んで予防・治療に役立てることができる。人体の体表には五臓六腑に対応する経絡とツボが存在し、対応する経絡やツボを刺激することで、関連する臓腑の機能を調節し、神経・体液・内分泌システムを調整して内因性の「薬物」を生成させることができる。
1. 耳をつまむ。俗に言う「頭はよく梳き、耳はよく揉み、歯はよく叩き、唾液はよく飲み込み、腹はよく揉み、肛門はよく引き締めよ」という言葉がある。腎は耳に開竅する。耳たぶ一帯は耳の頭面部にあたり、この領域の耳穴は人の頭脳・頬と密接に関係している。耳たぶを頻繁に揉みほぐすことで、美容効果や脳の活性化、認知症予防が期待できる。方法:両手の親指と人差し指で左右の耳たぶを交互につまみ、上下・前後方向に引っ張りながら耳全体を360度回転させる。毎日朝夕、耳を3~5分間こすり、耳が赤く熱くなる程度まで行う。また、王不留行の種で耳豆を圧迫し、耳甲腔の耳迷走神経を刺激する方法もある。現代研究では、耳甲腔内の迷走神経は体表に現れる唯一の分枝であり、これを刺激することでコリン作動性抗炎症経路が活性化され、認知症の進行を遅らせることが判明している。
2. 手背の合谷穴と足首の太衝穴を揉む。片方の親指で同側の太衝穴(足背の第一・第二中足骨結合部前方のくぼみ)を、酸っぱく張る感覚がする程度の力で押す。1~3分間繰り返し、1日1回行う。太衝穴は肝経の原穴であり、血行促進・瘀血解消に効果がある。現代研究では、太衝穴を刺激すると脳内のアセチルコリンエステラーゼが低下し、アセチルコリン分泌が増加し、脳の空間位置知覚能力が向上することが判明している。同時に、手の甲の合谷穴(手の甲の第一・第二中手骨の間、第二中手骨の中点付近)を揉みほぐす。圧力は酸っぱく張る感覚が適切で、毎回3分間、その後反対の手も同様に行う。1日1回。合谷と太衝を併用すると「開四関」と呼ばれ、気血を巡らせる効果があり、脳の敏捷性を高める。
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