ハコベは小児百日咳を緩和する
 Encyclopedic 
 PRE       NEXT 
百日咳は急性呼吸器感染症で、小児に多く見られ、主な特徴は発作性の痙攣性咳嗽と、咳時に鶏の鳴き声のような反響音があることである。頓咳や痙咳とも呼ばれ、内因性の痰が潜伏し、感染時に疫邪が侵入して肺に影響を与えることが原因とされる。治療では、熱を冷まし毒を解し、咳を止め痰を化すことを主とする。
小児百日咳緩和の処方例:新鮮なスベリヒユ20~30gを水煎2回、濾液を合流し100~150mlに濃縮。1日3回に分けて経口投与、1日1剤、7日間を1コースとし、小児百日咳に効果あり。
馬歯苋は酸味があり性質は寒性で、主に熱毒を除去し湿気を払い、瘀血を散らし腫れを消し、利尿・排尿促進などの効能がある。熱毒による下痢・癰腫・疔瘡・瘰癧・崩漏・痔出血・帯下・陰部腫脹・湿疹などに主治する。百日咳の痙咳の根本病機は邪毒が滞留し、鬱積して熱化し、痰熱が肺に蘊積することにある。発病初期の熱毒の清瀉が特に重要である。民間応用では、馬歯苋が咳嗽や喘息に明らかな効果があることが証明されている。例えば『四川中薬志』には「百日咳の治療:馬歯苋30g、百部10gを水煎し、砂糖を加えて服用する」と記載されている。」現代薬理研究によれば、馬歯苋には抗菌・抗ウイルス・鎮咳・平喘作用があり、清熱解毒作用に優れるほか、利湿化痰・肺を収斂して咳を鎮める効果もあるため、百日咳の痙咳治療に良好な効果を示す。本処方は生後6ヶ月から10歳までの小児に適応し、生後6ヶ月から1歳半までの乳幼児は用量を適宜減量する。通常4~7回連続服用で痙咳や反響症状が消失または軽減する。生品の方が効果が高く、乾燥品を使用する場合は生品の1/2~1/3の用量でよい。
馬歯苋は使用法が簡便で毒性・副作用がなく、治療効果も良好であるため試す価値がある。煎じ薬の酸味や渋みが苦手な場合は、生馬歯苋500gに蜂蜜50gを加え、ペースト状になるまで煮詰めてもよい。1回大さじ1杯を1日3回服用する。
 PRE       NEXT 

rvvrgroup.com©2017-2026 All Rights Reserved