ライチの種の効能と作用ライチの種にはどんなメリットがある?
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ライチは多くの人に愛される美味ですが、その効能や作用は広く知られています。しかし、ライチの種(核)についてはご存知でしょうか?ライチの種は乾燥させた成熟種子で、多くの方はあまり詳しくないかもしれません。では、ライチの種には一体どんな効能や作用があるのでしょうか?以下にご紹介します。
ライチの種の効能と作用
(一) ライチ核の作用
理気止痛(気の流れを整え痛みを止める)
本品は辛味・温性で、肝経と腎経に入り、理気止痛の作用がある。『本草綱目』には「ライチ核は厥陰に入り、気の滞りを散らす。実は二つ結んで核は睾丸に似ているため、癰疽・疝痛・陰嚢腫脹を治すのは、類を述べて形を象る意味がある」とある。したがって、厥陰肝経の寒凝気滞による疝痛、睾丸腫痛などの下腹部痛に多用され、また気滞血瘀による女性の月経前腹痛や産後腹痛にも用いられる。
中温寒散
ライチ核は辛味で温性であるため、中温寒散の効能があり、寒凝気滞による胃脘痛に常用される。本症は素体気虚や長期の脾胃虚弱により中陽不振、寒が内から生じ胃の温養が失われることが多く、症状として:胃脘部の鈍い持続性疼痛、食欲不振・食進み難い、水様嘔吐、圧迫・温熱を好む、空腹時痛増・食後軽減、冷で増悪、畏寒・四肢冷感、下痢、尿は透明で量が多い。胃痛は軽重があり、数年治らず、重症では吐血や下血を伴うこともある。舌は淡く柔らかく、縁に歯痕があり、苔は薄く白く滑る。脈は沈遅または濡弱である。『備要』に「寒邪を払い、胃脘痛を治す」と記されている。よって本品は本症に用いることができる。
ライチ核は血中脂質を低下させ、脂質代謝異常を調節する。
ライチ核は疝痛、睾丸腫脹痛、胃脘痛、腹痛に用いる。
【応用】
疝痛、睾丸腫脹痛。本品は主に肝経に入り、辛味で巡りを促し、苦味で排出を促し、温性で寒邪を祛す。肝気を疏通し気を整え、気を巡らせて結節を散らし、寒邪を散じて痛みを止める効能がある。寒凝気滞による疝痛・睾丸腫痛には、小茴香・青皮などと併用する(例:荔核散『世医得効方』)。あるいは小茴香、呉茱萸、橘核などと併用し、疝気内消丸(『北京市中薬成方選集』)とする。睾丸腫痛が湿熱による場合は、竜胆草、川楝子、大黄などと配合する。
胃脘の慢性疼痛、月経痛、産後腹痛。本品は辛味で巡りを促し、苦味で排出を促し、温めて通じる作用があり、肝胃経に入り、肝を疏通し胃を和らげ、気を整えて痛みを止める作用がある。肝気鬱結、肝胃不和による胃脘の慢性疼痛には、木香を粉末にして服用すると良い。例:荔香散(『景岳全書』)。肝鬱気滞・血瘀による月経痛や産後腹痛には、香附子と粉末にして服用する蠲痛散(『婦人大全良方』)が適する。川芎・当帰・益母草などを適宜加えると効果が増す。
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