立夏後の養生:中医学と西洋医学が教える「心」の養い方
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炎熱の夏が到来し、暑さに参ってしまう人も少なくありません。それに伴い、様々な病気も発生しやすくなります。立夏以降は、人体の心臓の生理活動に良い時期です。春と夏の変わり目には、気候の変化に合わせて心臓のケアを重点的に行うことが大切です。今回は中医学と西洋医学の専門家が、心臓を養いながら健康を維持する方法を教えます。
中医学:「夏の気は心気と通じる」心臓の養生が最優先
中医学理論では、人間と自然界は一体であり、自然界の四季の移ろいと人体の五臓機能は相互に対応しています。中医学では「夏の気は心気と通じる」とされ、心は「夏」に対応します。つまり夏季は心陽が最も旺盛であり、同時に春夏交替期には気候の変化に順応し、心臓の養生を重視すべきだと指摘しています。
したがって、中医では立夏の養生において早寝早起きを心がけ、「静養」を重視し、運動後の大量発汗による「汗」による陽気損傷を避けるべきだとする。飲食面では「酸味を増し苦味を減らし、腎を補い肝を助け、胃気を調養する」原則を採用し、食事はあっさりとしたものを心がけ、野菜・果物・雑穀を多く摂取することが推奨される。
西洋医学:夏のイライラは「心」と深く関わり、心理状態が特に重要
現代医学の研究によると、人間の心理・情緒と身体は神経-内分泌-免疫システムを通じて相互に連絡・影響し合っている。この時期は情緒の起伏が激しいだけでなく、身体の免疫機能も低下しやすく、生活習慣や食事に少し不備があると様々な病気を引き起こす。特に高齢者では、心筋虚血、不整脈、血圧上昇が珍しくない。したがって「立夏」の季節には、西洋医学では自己調整を心がけ、笑顔を絶やさないことが重要とされる。
立夏の「心」養生:中医学は心臓の保養を重視し、西洋医学は心身の調和を重視する。中医学と西洋医学の「心」養生理論に基づき、立夏に最適な心と体を養う生活原則をまとめた。
立夏の食事原則:心を養い酸味を増し苦味を減らす
立夏を過ぎると気温が徐々に上昇し、人々はイライラやのぼせを感じ、食欲も低下しがちです。立夏の食事原則は「春夏は陽気を養う」であり、陽気を養うには心を養うことが重要です。心を養うには牛乳を多く飲んだり、豆製品、鶏肉、赤身肉などを多く食べたりすると、栄養補給と同時に心臓強化効果があります。
「酸味を増やし苦味を減らす、腎を補い肝を助ける、胃気を調養する」という原則を採り、食事はあっさりとした消化の良いビタミン豊富な食品を主とし、脂っこい肉料理や辛い香辛料の効いた食品は控えめに。普段から野菜・果物・雑穀を多く摂取すると、食物繊維やビタミンB・Cの供給が増え、動脈硬化予防に効果的です。朝に少量のネギを食べ、夕食時に少量の赤ワインを飲むと気血の巡りが良くなります。
生活リズムの原則:早起き・遅寝+昼寝
「立夏」の時期は夜明けが早く、人々は早起きしますが、夜遅くまで起きているため睡眠不足になりやすいため、昼寝を追加することで活力を補充できます。夏の正午1時から3時は気温が最も高く、発汗が増加します。昼食後は消化器への血流が増え、脳への血液供給が相対的に減少するため、昼間はいつも気が滅入り、眠気を感じます。
昼休みの取れないサラリーマンは、昼休みに音楽を聴いたり、目を閉じて30~50分間養生すると良いでしょう。昼寝の時間は個人差がありますが、一般的に30分から1時間が適切です。長すぎると逆に疲れを感じることがあります。寝るときは冷気を避け、風の当たる場所で寝ないようにし、風邪をひかないように注意しましょう。
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