頸椎マッサージの誤った方法による事故リスク
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頸部マッサージ後に頸髄圧迫症状(四肢の痺れ・脱力感、足に綿を踏んだような感覚、尿失禁、麻痺など)が現れる場合がある。発生原因:施術前の診断不十分、マッサージ禁忌項目の無視、医師以外による無診断施術、頸椎の生理的可動域を理解せず過剰な力で斜め方向に捻るなど。頚部捻挫を本施設作業員に斜め牽引させた結果、高位脊髄損傷に至った症例が報告されている。
2、脳卒中:
マッサージ後に脳血栓形成が生じ、片麻痺を発症。施術前に患者の既往脳血管病歴を軽視し、手法による牽引・圧迫が血管内塞栓の再塞栓や血管痙攣を誘発。血流停滞により血栓形成を引き起こす。
3、頸部動脈剥離:
推拿による頸部外側椎骨動脈の裂傷を指し、頭頸部循環虚血による激痛を引き起こす。重症例では重度障害や死亡に至る。原因は推拿操作時の回転性頸部外力による頸部外側椎骨動脈損傷である。
4、頸椎骨折:
頸部マッサージ後に疼痛が増悪し、X線検査で骨折が確認される。主な原因は頸部への不適切な手技による回転外力による損傷であり、次いで側屈外力による損傷である。高齢で虚弱な骨粗鬆症患者に特に発生しやすい。
5、頸椎環軸関節脱臼:
頭頸部マッサージ後に突発的な斜頸が生じ、頭頸部の回転が制限され硬直状態となる。頸椎の正面・側面・開口位でのX線撮影(必要に応じて過伸展・過屈曲位を追加)により診断可能。主な原因は頸部マッサージの誤りであり、先天性発育異常や過度な頸椎回転操作が誘因となる。
6、ショック:
マッサージ中に患者が急性微小循環障害を起こし、組織・臓器への血液灌流不足が生じる。突然のめまい、吐き気、顔面蒼白、四肢の冷え、冷汗、血圧低下、呼吸促迫、さらには失神などを引き起こす。発生原因:①患者自身の要因(過度の緊張・虚弱・疲労に加え、手技刺激が強すぎる、施術時間が長すぎるなど)による主要血管収縮、脳虚血・低酸素状態、または低血糖性ショック。②頸部捻転法の不適切操作による椎骨動脈圧迫と脳血流障害。③解剖学的要因を軽視し、ツボ刺激を過度に重視した結果、不適切な手法で血管や神経を刺激し失神を引き起こす。
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