古代の美容秘伝レシピを解明!美食で健康を養う
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古代の美女たちは常に若さを保つ術を持っており、豪華な宮廷では、これらの美貌の妃たちの養生と美食を専門に担当する者がいました。次第に宮廷専用の秘伝養生美食が形成されていきました。
肌を潤し色艶を良くする——玉肌散
原料:白芷(ハクシ)、滑石(カセキ)、白附子(ハクフシ)各6g、緑豆粉(緑豆の粉)120g。
製法:全てを極細の粉末にすり潰し、少量ずつ洗顔に使用するか、人乳に混ぜて用いる。効果は非常に速い。
効能:この散剤は、顔の肌荒れ・乾燥、くすみ・光沢不足、そばかす・シミに特効。常用すれば肌を潤し、色艶を良くし、玉のように滑らかで、凝脂の如き肌となる。
説明:本処方は『太医院秘蔵膏丸散方剤』に収録。白芷は芳香性があり、肌を潤し白く柔らかくし、血色を良くするため化粧品に用いられ、宮廷では美容薬として常用された。現代科学により白芷には芳香性揮発油が含まれ、外用により局所血管拡張・血行促進作用があり、皮膚色素の吸収を促進し保湿効果があることが確認されている。
『本草綱目』に「白附子は顔面のあらゆる病を主治し、顔の黒ずみや乾燥、黒ずんだ瘢痕を治す」と記される。薬理研究によれば、本品は皮膚に刺激作用があり、表皮を剥離させることで黒ずみや乾燥、瘢痕を除去する。また外用により局所血管を拡張し、血行を改善することで色素の吸収を促進する。
あらゆる虚弱や消耗に神効——八珍膏
原料:党参60g、茯苓60g、白朮30g、薏苡仁・芡実・扁豆・蓮子・山薬各90g、砂糖240g。
製法:全てを細かく粉末にし、白米粉と共に蒸して餅を作る。服用量は問わないが、1日2~3回、白湯で服用する。
効能:この処方は寒くも熱くもなく、穏やかに温補し、脾胃を養う。男女・小児のあらゆる虚弱や消耗症に、この餅を服用すれば、驚くべき効果を発揮する。
説明:食療による虚弱補強の優れた方剤。乾隆帝は40歳より本糕を常用し、その後清代歴代の皇帝妃や西太后も競って服用した。党参は元気を大いに補い、薏苡仁・扁豆は脾を健やかにし湿を利する。各薬材の配合は性質が穏やかで、脾胃虚弱・心腎不足の証に特に適する。
脾を健やかにし腎を益し心を静め神を安らげる——清宮茯苓糕
材料:茯苓、蓮の実、芡実、山芋、粳米、糯米。
製法:茯苓等の薬材を等分し共に微粉に挽く。粳米と糯米は別に粉にする。薬粉3部、粳米粉5部、糯米粉2部を水で練り、蒸し器で蒸し、小餅状に仕上げる。朝夕各1~2個を摂取する。
効能:脾胃を健やかにし腎を補い、心を静め精神を安定させ、延命長寿をもたらす。
備考:清朝の宮廷秘伝食療法。茯苓(ぶくりょう)は『神農本草経』で上品に列され、「長く服用すれば魂を安らげ神を養い、飢えを忘れ寿命を延ばす」とされ、古代医家が常用した延命薬である。現代研究により、茯苓には主に茯苓多糖、茯苓酸、レシチン、ヒスチジン、エルゴステロールなどが含まれ、鎮静作用と血糖降下作用があることが証明されている。
茯苓多糖体は人体の免疫機能を強化し、抗病能力を高め、強力な抗癌作用を持つ。蓮子(はすの種)は『神農本草経』で上品に分類され、「中を補い神を養い、気を益し力を増し、百病を除き、長く服用すれば体を軽くし老いを耐えさせ、飢えを忘れ寿命を延ばす」と記されている。芡実(オニバス)は『神農本草経』で上品に分類され、「湿痺(しっぴ)、腰背膝の痛みを主治し、中を補い、急病を除き、精気を益し、意志を強め、耳目を聡明にし、長く服用すれば体を軽くし飢えを忘れ、老いを耐えさせる」と記されている。
腎を滋養し肺を益し脾を健やかにし心を養う——集霊膏
原料:人参60g、天冬・麦冬・生地・熟地各120g、牛膝・枸杞各60g。
製法:人参を微粉末にし、残りの生薬を煎じて濾過し、蜂蜜を加え、人参粉末を混ぜて膏状に練る。または全生薬を粉末にし、蜂蜜で練って梧桐子大の丸薬とする。膏剤は1日2回、半匙を湯で服用。丸薬は1日2回、10gを空腹時に湯で服用。
効能:腎を滋養し肺を益し、脾を健やかにし心を養い、精を補充し髄を補い、体を強健にし寿命を延ばす。
説明:集霊膏は清の康熙年間、宮廷御医・顧松園が改良した処方である。滋陰補血に偏るため、脾虚による下痢のある者は服用を避けること。
心を清め肺を潤し陰を滋養し火を降ろす——二冬膏
原料:天門冬500g、麦門冬500g、川貝粉120g。
製法:水を加えて煮詰め膏状にし、川貝粉と蜂蜜を加えてさらに煮詰める。毎朝小さじ4〜5杯を白湯で服用。
効能:本膏は心を清め肺を潤し、咳を止め痰を消し、陰を滋養し火を降ろし、渇きを解き煩わしさを除き、五臓の火を鎮める。失血による労傷、元陰の欠損には、一日たりとも欠かすことのできない薬である。長期服用により水昇火降が整い、陰陽が調和すれば病はなくなる。
説明:処方は『清太医院処方』より。方中の二冬(天門冬・麦門冬)はいずれも甘寒で陰を養う優れた薬材である。天門冬は滋養強壮・抗老化薬として『神農本草経』に上品とされ、長期服用で「体を軽くし気を益し、延命して飢えを知らぬ」と記される。『日華子本草』では「五臓を潤し、皮膚を益し、色を悦ばせ、五労七傷を補う」と称される。これは天門冬素・粘液質・ステロイドサポニン等の豊富な成分に起因する可能性がある。
『神農本草経』は麦門冬を上品に分類し、「長く服用すれば体を軽くし老いを防ぎ、飢えを感じない」と記す。『名医別録』は「陰を強め精を益し、穀物を消化し中焦を調え、心神を保ち肺気を定め、五臓を安らげ、人を肥え健やかにし、色を美しくし、子宝に恵まれる」と述べる。本品には各種ステロイドサポニン、粘液質、β-シトステロールなどが含まれ、強い抗菌作用を有する。
健脾和胃——太和餅
原料:山芋120g、蓮の実・白朮・芡実・茯苓・神曲・使君子・天南星各120g、炙甘草60g。
製法:上薬を共に細末とし、古米飯500gと蜂蜜で小餅を作る。1日1餅を服用。
効能:脾胃を健やかに調和し、男女小児の脾胃虚弱に最も適す。
説明:方出『清太医院秘録医方』所載の食療保健・健脾益気方剤。方中の山薬、蓮子、白朮、芡実、茯苓はいずれも健脾益気の優れた生薬である。特に芡実は固涩作用を兼ね、茯苓は利湿効果を併せ持つ。一方は正気を固め、他方は湿邪を利する、絶妙な配合である。現代研究によれば、茯苓(前述)、白朮、山薬、蓮子は人体の免疫機能を高め、山薬は血糖値・血中脂質を低下させ、蓮子と芡実は抗癌作用も有する。本処方の養生・延命・抗老化作用が並大抵でないことが窺える。
清熱散風・降血圧——明目延齢丸(膏)
原料:霜桑葉60g、菊花60g、蜂蜜適量。
製法:上薬を粗粉にし、練り蜜で緑豆大の丸薬とする。または水で煮出し、滓を除いて濃縮し、蜂蜜を加えて膏剤とする。1日2~3回、毎回6gを服用。
効能:肝を平らかにし明目を図り、熱を清め風を散らし、血圧を下げる。
説明:現代研究により、菊には揮発性精油・コリン・キクギンなど成分が含まれ、抗菌消炎作用に加え、毛細血管の抵抗力を高め、冠動脈を拡張し強心降圧作用があることが判明。『神農本草経』は菊を上品に列し「長く服用すれば気血を利し、体を軽くし老いを耐え延年する」と称した。この処方は御医・張仲元が西太后に処方したもので、当時71歳であったことから、高齢者にも極めて適していることがわかる。
腎を補い脳を健やかにし陰を滋養し気を益す——五味子膏
原料:五味子240g。
製法:五味子を洗い、半日水に浸す。煮崩れてから滓を取り除き、飴状になるまで煮詰める。少量の蜂蜜を加えて膏状に仕上げる。1日1~2回、1回につき1匙を湯で溶かして服用する。
効能:腎を補い脳を健やかにし、陰を滋養して気を益し、心を養う。
説明:本処方は『慈禧光緒医方選議』に収録され、西太后の身体補強と心神養生に用いられた。本品は性温、味甘酸で、肝・腎・心・肺の経絡に入る。歴代の医学者は「五臓を養い、筋骨を強める」などの滋養強壮作用があると認めている。
現代研究では、五味子素、クエン酸、揮発油など多様な成分を含み、大脳皮質機能を調節し、知力と体力を改善、非特異的抵抗力と副腎皮質機能を強化することが示されている。肝臓保護、解毒、ALT(γ-アミノ酪酸)低下作用などを持つ。この膏薬は脳を健やかにし寿命を延ばす良品と言える。
腎を益し元気を養い心を静め神を安らげる——陽春白雪糕
原料:白茯苓(皮を除いたもの)60g、山芋60g、芡実90g、蓮の実(芯・皮除去)150g、神曲(炒り)30g、麦芽(炒り)30g、米・もち米各500g、白砂糖500g。
製法:諸薬を粉末にし、米・糯米と共に布袋に入れ、蒸し器で十分蒸し上げる。簸箕(または大木皿)に移し、白砂糖を加えてよく混ぜ、小塊に丸めて天日干し(または乾燥機)で乾燥させ保存する。高齢者向け:1日2~3回、1回1~2個。
効能:脾胃を健やかにし、腎を益して元気を養い、心を静め精神を安定させ、延命長寿に効果あり。
説明:明代宮廷の食療検証方であり、『魯府禁方』に収録。茯苓の作用は前述の「茯苓糕」を参照。『神農本草経』は山薬を上品に列し、「気力を益し、筋肉を長らえる。長く服用すれば、耳目が聡明になり、身軽になり、飢えを感じず延命する」と記す。
清代の名医・張錫純は山薬を滋養強壮薬の最高品と評した。現代医学研究により、山薬にはアミラーゼ、アミノ酸、コリン、サポニンなどが含まれ、白血球の貪食機能を高め、血糖値を下げる作用があることが明らかになっている。含有するアミラーゼはタンパク質と糖を分解するため、滋養強壮・筋肉増強の効果がある。
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