月経痛緩和に効果的!生理中でもできる灸
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婦人科疾患の中で最も一般的なのは月経の問題です。月経不順や月経痛は特に苦痛が大きく、重症の場合には鎮痛剤を服用する必要がありますが、頻繁な服薬は避けたいところです。そこで、月経痛の治療には灸療法が有効です。では、生理中に灸を行っても良いのでしょうか?
月経の正常さは女性の健康状態を示す指標です。現在多くの女性の月経不順は様々な原因によるものですが、その根本には脾臓・肝臓・腎臓のいずれかに程度の差はあれ損傷が生じていることが挙げられます。お灸を行う際、多くの人が「生理中は禁忌」という古い説にこだわり、生理痛や経血量の急増時には薬の服用や湯たんぽでの温熱療法を選び、お灸を軽視しがちです。これは実は誤りです!生理痛は気の滞りと血の瘀滞が原因であり、お灸は気を整え血行を促進し、瘀血を解消して痛みを和らげます。これを活用しないのは実に惜しいことです!経血量が少ないのは気血両虚によるもので、月経期間中の灸治療は体内の血塊排出や瘀滞の解消を助け、これ以上の善策はありません!経血量が多いのは脾虚による出血過多が原因であり、症状に応じたツボを選んで灸治療すれば、出血量を減らすだけでなく、月経期の心理的負担も軽減でき、実に簡便な方法です!しかし古人の教えや現代の指導により、多くの女性が現状に固執して前進せず、月経調整の最適な時期を逃しているのは、実に痛ましいことです!
月経期灸治療事例
症状:月経量が多く、長年の月経痛。今回の月経前、身体が張った感じがあり、左下腹部にほのかに痛みがあったが、灸の温熱後に月経が来た。
初日:経血量が多く流れが急で、時に間に合わず漏れることも。経血色は黒くなく深紅色、時折小さな血塊あり。トイレットペーパー中長サイズ2ロール使用、下腹部微痛。
2日目:経血量多、経血色深紅色、棗大の血塊あり。トイレットペーパー2ロール使用、腹部痛が激しい。
3日目:量多、経血色は深紅色、大きな血塊あり、トイレットペーパー2ロール使用、腹部痛は消失。
4日目:量少、経血色は濃い、血塊なし、痛みなし。5日目:月経終了、腹部痛なし、体調良好。
お灸による月経痛治療法:
主穴:
関元(かんげん)は臍下3寸、腹中線上にあり、仰臥位で取穴する。取穴時は仰向けの姿勢を取り、関元穴は下腹部の中央線上に位置する。臍から恥骨上端まで線を引いて五等分し、臍から下へ三分五分の位置が本穴である。
気海は下腹部正中線上、臍下1.5寸の位置。
三陰交は下腿内側、足内踝尖上3寸、脛骨内側縁後方。正座し膝を直角に曲げて取穴。
配穴:次髎、中髎、天枢、帰来、曲骨。
治療時は、患者はまず仰臥位を取り、灸棒に火を点け、穴から約2cmの距離で燻し、局所の皮膚に灼熱感が生じる程度まで行う。その後うつ伏せ位に変え、同様の方法で背面の次髎または中髎を灸する。毎日1回行う。
穴位選択は、主穴は通常毎日使用する。副穴は毎日2~3個をローテーションで選択する。
治療時期は通常、月経開始数日前から月経終了後数日までとする。
艾灸による月経痛治療は、艾葉特有の香りと温熱刺激により体内機能を調整し、子宮筋の反射性痙攣を緩和、痙攣を解き血行促進・経絡疏通による鎮痛を図る。これが中医学で言う「通じれば痛まず、痛むなら通じない」の原理である。
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