オレンジの効能と作用
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1、胃を調え逆流を鎮める:オレンジは酸味があり、性質は寒涼で、肝経と胃経に入る。胃腸を整え食欲を増進させ、逆流を鎮め嘔吐を止める効果がある。飲食の停滞による嘔吐、胃の浮風悪気、肝胃鬱熱などの疾患に効果的。
2、胸の詰まりを解消し結節を解く。オレンジは寒性で、熱を清め逆気を降ろす作用があり、肺と胸の熱を清めるのに優れる。肺に熱が蓄積したり、外感風熱により熱が津液を灼いて痰となり、痰熱が胸中に結集し気機が阻害されると、胸痛、咳喘、黄色く粘り気のある痰、さらには喀血や痰に生臭い臭い、煩悶発熱、舌苔は黄色く厚く、脈象は滑数である。治療にはオレンジを用い、熱を泄らし痰を洗い流し、胸の詰まりを解消し、血を冷やして止血する効果が顕著である。
3、甲状腺腫の消散。外邪の侵襲、情志の内傷、あるいは体質虚弱により気機が滞り、津液が痰として蓄積する。例えば『丹渓心法』に「痰は気と共に昇降し、至らぬ所はない」とある。人の体の上・中・下に塊がある場合、多くは痰によるものである。故に甲状腺腫の発生と痰凝結には一定の内的関連性がある。
例えば痰が喉仏の両側に凝結すると肉瘿となる。その症状は喉仏両側の腫塊が皮裏膜外にあり、局所は赤く熱くならず、按圧すると硬く、あるいは嚢胞感があり、舌苔は薄く滑り、脈は滑である。治療には橙子を用いて熱を清し痰を化し、鬱を解き結節を散すのが適する。
4、魚介類の毒を殺す。橙子は酸味と芳香を持ち、酸味は殺菌作用があり、脾を醒めさせ胃を調和し逆流を鎮める。過度の飲酒や魚介料理による不調に対して、優れた調味・解毒・醒酒効果を発揮する。料理をより美味しく適度に、香り高く鮮味豊かにする。
5、鑑別と応用:オレンジの実と種は別物である。実は吐き気止め・胸の鬱滞解消・甲状腺腫の消散・魚介毒の解毒に優れる。一方、オレンジの種は疝痛、各種淋病、腰痛の治療に優れ、外用では顔面のニキビ治療に効果がある。オレンジ果肉は肝臓・肺の疾患治療に、種は腎臓疾患治療に特に効果的である。
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