正しい歩行姿勢とは何か
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正しく歩くには、上体をまっすぐに伸ばし、体のどの部分にも過度な力を入れず、気分を爽快に保ち、歩幅を軽く、颯爽とした姿で。言うは易く行うは難し。以下に正しい歩行姿勢を五つの要点にまとめる。重要なのは五つの動作を一つに調和させることだ。では正しい歩行姿勢とは何か?
上体を伸ばす
上体はまっすぐ、顎を突き出し、頭を高く上げ、両肩を後ろに引く。こうすることで背骨が伸び、軽く呼吸すると腹部がわずかに動く。この姿勢で歩くと、胸と腰で歩いているように感じられる。歩く際、胸と腰がやや前方に突き出されるからだ。棒のように真っ直ぐな姿勢とは異なり、上体を少し前に傾け、さっさと音を立てて歩く姿勢が求められる。
足を真正面へ踏み出す
上体を伸ばし、膝を伸ばして歩くと、自然と足が前方へ進む。この際、後方の脚を伸ばすことが重要である。
腕を振る
腕の振りも歩行において重要である。よく見かける光景だが、歩く際に両手をポケットに突っ込む人がいる。この歩き方は正しくなく、肩が縮こまり、だらしない印象を与える。腕の振り方が適切かどうかは、手と足の動作が同期しているかどうかにかかっている。なぜなら歩行動作において、手と足、あるいは腕と脚は密接に関連しているからだ。腕と脚の動きは相互に関連している。右足を前に出すと、左腕が前方に振れる。特に膝を伸ばして足を真正面に出す際、足の動きに対応して腕が自然に振れる。
膝を伸ばす
膝を伸ばすとは、硬直して柔軟性を失うことではなく、負荷をかけずに伸ばした膝で歩行することを意味する。膝関節が伸びると歩幅が広がる。また、前足を踏み出す際、同側の腰も前方に動くようにし、腰と脚を効果的に連動させる必要がある。歩く際は太ももがふくらはぎを動かし、膝を伸ばすことで歩幅も大きくなる。歩行時は必ず膝を伸ばすこと。歩幅の大きさは、自身が快適と感じる範囲が望ましい。膝を伸ばすコツがある。膝を伸ばして歩く際、上体をやや前傾させ、倒れそうになる感覚で後ろ足を蹴り出すと、前足の膝が自然に伸び、歩幅も大きくなる。
かかとから着地し、体重を足先へ移行させる
前足が地面に着く際、まずかかとが接地し、体重がかかとにかかる。その後、体重はかかとから足裏を通って足先方向へ転がり、最終的に足先に到達する。重要なのは、かかとが体重の全てを支えるわけではなく、体重移動が足全体で滑らかに行われる点である。前足が着地する瞬間、後足のつま先が同時に蹴り出される。体重移動は自然な流れである。したがって、体重を支えるポイントはかかとではなく、後足の親指の付け根付近の領域である。
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