運動による高齢者の脳機能向上効果は男性に特に有益
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これまでの研究では運動が高齢者の脳機能を向上させることが示されてきたが、カナダの研究者らはこの効果が性差を持ち、男性の方がより恩恵を受けることを発見した。
米国科学振興協会(AAAS)が運営するニュースサイト「ユーリカアラート」が最近報じたところによると、運動は心肺適応能力を高め、それにより脳の灰白質における神経接続の強化と関連し、認知機能の改善を意味する。心肺適応能力とは、心臓、肺、血管系が酸素を筋肉組織細胞に輸送し利用する能力である。カナダのヨーク大学とマギル大学の研究チームは、平均年齢67歳の男性ボランティアグループと女性ボランティアグループを募集。ボランティアに日々の運動量を自己申告させ、身長・体重・年齢などの関連情報を記録し、心肺機能を評価するとともに脳神経機能をテストした。結果、男性ボランティアの心肺機能は女性より高く、心肺機能の高さと男性の認知機能改善にはより強い相関関係が認められた。
この結果は米国『応用生理学ジャーナル』に掲載予定であり、研究者らは「運動と高齢者の脳健康の関連性を研究する際、性別要因を考慮することが重要であることを示す発見だ」と指摘している。
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