朝に生姜を食べると健康に良い
 Encyclopedic 
 PRE       NEXT 
古人は「朝に生姜三片は人参湯に勝り、夜に生姜を食べるのは砒霜を飲むに等しい」と言いました。これは朝に生姜を食べるのは体に良いが、夜に食べると健康を損なうという意味です。この説は本当に正しいのでしょうか?
実は中医学の観点から見ると、古人に伝わるこの説には一定の道理があります。朝は胃の気が上昇する準備段階にある。生姜は辛味と温性があり、ジンゲロールなどの活性成分を含んでいる。少量の生姜を摂取することで脾胃を健やかに温め、一日の食物消化吸収のための「下準備」となる。また生姜の揮発性油分は血行促進や神経興奮作用があり、全身を温める効果がある。また、普段風邪をひいた場合、生姜湯を飲むと症状を和らげることができます。しかし、夜になると人体は陽気が収縮し陰気が外に盛んになるため、熱を冷まし、気を下げて消化を助ける食物を多く摂取すべきです。そうすることで夜間の休息がより促進されます。一方、生姜に含まれるジンゲロールは腸の蠕動運動を刺激し、昼間は脾胃機能を強化しますが、夜間には睡眠を妨げ腸に悪影響を与える大きな問題となる可能性があります。次に、生姜の辛味と温性の発散作用は夜間の正常な休息を妨げ、さらに夜間に辛温の生姜を摂取すると体内に熱がこもりやすく、長期的には「上火(体の熱がこもる状態)」の症状が現れます。「砒霜(毒物)のよう」と言うのは誇張ですが、確かに睡眠には不利です。したがって、朝に生姜を食べる方が体に良い効果が多く、夜は大量に摂取すべきではありません。ただし、夜に少量の生姜を、例えば調味料として炒め物に加える程度であれば、健康に害を及ぼすことはありません。
要するに、生姜摂取の基本原則は、風邪や寒気による症状には適し、熱性疾患には不向き。寒性体質には適し、熱性体質には不向きである。生姜の最大の効能は風邪予防にある。逆に発熱や喉の渇き・痛みがある場合は「火に油を注ぐ」行為となる。また便秘気味の人は生姜を控えめにすべきだ。便秘は腸の熱が原因であることが多く、生姜を過剰摂取すると症状を悪化させる恐れがある。特に注意すべきは、腐った生姜を絶対に食べてはいけない点だ。腐敗した生姜には有毒物質が含まれており、肝臓がんなどを誘発する可能性がある。
 PRE       NEXT 

rvvrgroup.com©2017-2026 All Rights Reserved