予想外のクコの実の精力増強効果
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周知の通り、クコの実の養生・滋養効果は非常に強力で、肝臓を養い視力を改善するだけでなく、陰を滋養し腎を補う効果もある。しかし多くの人が見落としているのは、その優れた滋陰壮陽効果である。
クコの実の性質:甘味、平性、微寒、無毒。肝・腎・肺の経絡に入る。
効能:腎を補い精を益し、肝を養い目を明晰にし、血を補い精神を安定させ、津液を生じて渇きを止め、肺を潤して咳を鎮める。
主治:肝腎虚損、めまい、視力低下、腰膝の倦怠感、遺精・消渇、虚労性咳嗽。
李時珍は『本草綱目』において、クコの実について「長く服用すれば筋骨を堅くし、体を軽くして老いを防ぎ、寒暑に耐え、精気の不足を補い、容貌を養い、肌を白くし、目を明るくして精神を安定させ、人を長寿に導く」と記している。
クコは全身が宝であり、上下すべてが薬用となる。春には葉を、夏には花を、秋には果実を、冬には根を採るが、それぞれ異なる効能を持つ。ここで主に扱うのは果実である。
『本草綱目』における枸杞子の最初の記述は「長く服用すれば筋骨を堅くする」である。筋とは何か?中医学では何が筋を司るか?肝が筋を司る。では骨を司るのは?腎が骨を司る。つまり「長く服用すれば筋骨を強める」とは、長期摂取により肝腎機能を顕著に向上させる効果があることを意味する。特に中医学では陰茎を「宗筋」と呼び、肝機能の良し悪しが陰茎の勃起に重要な役割を果たす。
臨床研究により、クコの実には性機能を興奮させる作用があることが確認されている。そのため、既婚の成人男性が長期出張や遠征で夫婦が長く離れて生活する場合、クコの実を多く摂取すると性欲が増し、性的興奮を誘発する。しかし発散する場がないと、性的な問題が生じやすくなる。故に古人は「千里の旅に出るなら、クコの実を食べるな」と戒めたのである。もちろん、これは主に男性に当てはまる。古人の言い伝えではあるが、決してこれをバイアグラ代わりに使ってはいけない。クコの実とバイアグラの最大の違いは、クコの実が天然の肥料のようなもので、効果はゆっくりだが持続力が強く、人体に害がないこと。一方バイアグラは正反対の作用を持つ。
■クコの実摂取の注意点
クコの実の安全性について:中医学の専門家教授によれば、過去15年間のクコの実に関する論文180本以上を調査した結果、副作用に言及したものはわずか3本のみで、ほぼ無視できるレベルだという。教授によれば、授乳中の女性や子供を含むほぼ全ての人々が枸杞を摂取でき、絶対に有益で無害である。推奨摂取量は1日20グラム以内である。
枸杞の品質について:多くの薬材は野生栽培の方が優れるが、枸杞は例外で、人工栽培の方が野生より優れている。枸杞は果実が大きく、ふっくらとしていて、酸味と甘みのある食感が良い。中国産の枸杞では寧夏産が最高とされる。
枸杞の用法について:枸杞は四季を通じて摂取可能で、普通食品のように茶・粥・スープ・料理に加えることで日常的に摂取できる。しかも、胃もたれや体内の熱を上げるなどの弊害がない。張教授によれば、クコは生で噛む、水に浸す、酒に漬ける、スープにする、粥に煮込むなど様々な方法で摂取可能だが、生で噛む方法が最も効果的で、一切無駄がないという。
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