夏場の薬は鮮度保持が重要 5種類の薬は冷蔵庫保管が必要
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夏場にエアコンを使用しない場合、室温は一般的に30℃前後になります。このような高温下では、家庭内の医薬品が変質し、効力を失う可能性があります。家庭で常用する医薬品は、添付文書に記載された保管条件に従って保管してください。冷蔵保存が必要な医薬品は冷蔵庫で保管する必要があります。
医薬品の保存温度は3種類
医薬品は添付文書に記載された保存条件と対応する温度で保管する必要があります。一般的な保存条件と温度は次の3種類に分類されます:第一に常温保存(10℃~30℃)、第二に冷暗所保存(20℃以下)、第三に冷蔵保存(2℃~8℃)。
以下の5種類の家庭常用薬は冷蔵庫で保管する必要があります:1. 注射剤(例:糖尿病患者が使用するインスリン); 2. 経口薬・一部の下痢止め薬(例:リズ腸楽、培菲康); 3. 外用薬(例:角膜炎・緑内障治療用の点眼薬); 4. 坐剤(例:肛門用坐剤、女性膣炎治療用坐剤など);5. 生物製剤(「生物」「活性因子」などの表示がある医薬品)。有効成分が変質・分解しやすいため、全て冷蔵保存が必要です。
咳止めシロップは冷蔵不可
夏場によく使用される咳止めシロップや風邪薬シロップなどの糖類製剤は、冷蔵保存の必要がなく室温保存で十分です。糖類製剤は低温環境下で薬物の溶解度が低下し、分離層が生じやすく、濃度が低下するからです。また、一部の外用クリームも保存温度が低すぎると薬効に影響します。
誤った服用習慣による薬効低下
日常的な誤った服用習慣も薬効を低下させます。例えば、錠剤の包装を開封した後、再び包装に戻す行為です。薬品のアルミ包装は防腐・断熱効果があり、アルミ包装の保護がないと錠剤は即座に薬効を失います。また、家庭の薬箱を定期的に整理し、薬品を分類して保管することも大切です。
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