腰痛にはどう対処すべきか
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腰痛の対処法
腰痛は中医学における証候である。外感や内傷による挫傷が腰部の気血運行を阻害し、腰椎やその周辺領域の疼痛を主症状として現れる。この疾患は通常、腎虚を根本原因とする。
治療においては実証には邪気除去・経絡通絡を重視し、虚証には正気を補うことを重視する。肝腎を補い、腰膝を強め、脾気を健やかにすることが常用される治療法である。腰痛が長期化すると虚実が混在するため、治療では標本虚実を把握し、邪気除去と根本強化の方法を組み合わせる必要がある。
本病の治療には内服療法に加え、鍼灸・按摩・物理療法・吸玉・膏薬貼付・薬湯坐浴などを併用すると効果が良好である。腰痛は「腰脊痛」とも呼ばれ、腰部の気血運行不順によって生じる腰部痛を主症状とする病証である。
1、腰痛の病証については古代文献に早くから論述があり、『素問・脈要精微論』は「腰は腎の府なり。転揺できずは、腎将に惫す」と指摘し、腎と腰部疾患の密接な関係を初めて提唱した。
『素問・刺腰痛』は経絡の巡行に基づき、足三陽・足三陰及び奇経八脈の経絡病変時に生じる腰痛の特徴と対応する鍼灸治療を解説している。
2.『金匱要略』は寒湿による腰痛の発病機序、症状及び治療法を論じている。
3、『諸病源候論』は発病因として腎虚、風寒の停滞、労役による腎損傷、墜落による腎損傷、湿地での就寝などを強調している。
4、『丹渓心法・腰痛』は「腰痛は主に湿熱、腎虚、瘀血、挫傷、痰積による」と指摘している。
5、『七松岩集・腰痛』は「痛には虚実の区別がある。虚とは両腎の精神気血が虚弱であることを指し、虚証とは全て両腎自体の病変である。所謂実証とは、腎自体の実ではなく、両腰の経絡血脈が風寒湿に侵され、挫傷や気滞に阻まれ、腰部の空洞が湿痰瘀血で凝滞し不通となることで生じる痛みを指す。脈証に基づいて詳明に鑑別し、それぞれに治療を施すべきである」。腰痛の一般的な病因と虚実を概括している。
6、『証治匯補・腰痛』は指摘する:「腎を補うことを第一とし、その後、邪気が現れる所に応じて治療を施す。表が急なら表を治め、本が急なら本を治める。初発の痛みには邪気滞りを疏通し経絡を整え、長引く痛みには真元を補い血気を養う」。この表本・緩急を分ける治療原則は臨床において非常に意義深い。
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