研究で判明:社交的な人はストレス耐性が高い
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米国の研究者らが約31万人の社交活動や年齢などの情報を分析した結果、社交が得意で良好な社会関係を持つ人の平均寿命は、ほとんど社交しない人よりもわずかに長いことが判明した。
米ユタ州ブリガムヤング大学の研究チームは、学術誌『PLOS ONE』の最新号で、社交活動と寿命の関連性を解明するため、北米・欧州・アジア・オーストラリアで実施された148件の研究データを分析したと報告した。研究の平均追跡期間は7.5年で、対象者は約31万人に及んだ。
分析結果によると、18歳以上の成人において、良好な社会的関係を持つ人は、社交活動が極めて少ない人よりも平均3.7年長く生きることが示された。良好な社会的関係とは、友人との交流が頻繁であること、配偶者や他の家族との関係が良好であること、社交活動に頻繁に参加することなどを指す。
研究者らは、良好な社会的関係が心身に及ぼす好影響は、禁煙や減量、特定の健康増進薬の服用に匹敵すると指摘。一方で、極端な社会的孤立の弊害は、運動不足や過度の飲酒がもたらす心身への悪影響と類似していると述べた。
研究者らは、他者との交流が増えると精神的ストレスが軽減され、それによって身体の免疫力が向上すると説明している。ただし、良好な社会的関係が寿命を延ばすのに役立つとはいえ、両者の間には必然的かつ直接的な因果関係はないとも指摘している。
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