心筋梗塞の家庭救急「教科書」
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これは教科書的な心筋梗塞の家庭救急事例である。
夫は49歳で、見た目には非常に健康そうであり、普段から風邪のような軽い病気すらかからない。しかし、長年喫煙と飲酒の悪癖があり、最近は頻繁に夜更かしもしていた。これらはまさに心筋梗塞の高危険因子である。
5月12日は国際看護師の日で、その日は家に私一人だった。夫は一人で車を運転し、義弟の家を訪ねていた。
夫によると、妹の家に着いた途端に胸の圧迫感を感じ、すぐに全身に汗が吹き出し、手足が冷たくなった。最も恥ずかしいことに、尿失禁を起こしてしまった——こんな経験は初めてだった。彼はすぐに妹の家を出て、全身の力を振り絞って15分かけて車を運転し、家に戻った。一人で4階まで登りきった時には、息が切れて服が汗でびっしょりになっていた。
私を驚かせまいと、夫は「大丈夫、寝れば治る」と言いながら寝室へ向かった。その時、リビングでテレビを見ていた私は「胸が苦しい」「汗がじわじわ出る」というキーワードを聞き、すぐに「心筋梗塞」という二文字が頭に浮かんだ!
解説:これは急性心筋梗塞の典型的な症状です!
私はすぐに寝室に駆け込み、夫の顔色が真っ青で唇が青ざめているのを見た。
「絶対に動かないで!すぐに横になって!」と私は命令し、枕を取り除いて気道を確保した。
解説:心筋梗塞患者が枕を使うと、気道閉塞を引き起こし、生存の機会を失う可能性がある。
同時に、すぐに119番通報した。その後、いくつかの大きな薬箱を運び出し、救急薬を必死に探したが、見つかるまでに数分かかった。
解説:薬が分類されていなかったため、探すのに時間を浪費した。皆さん、覚えておいてください!
すぐに「速効救心丸」を見つけ、15粒をすぐに取り出して彼に含ませた。数分経っても症状が緩和しないため、さらに6粒を砕いて含ませた。それでも夫は「救急車を呼ぶのは大げさだ、車で病院に行けばいい」と言い張った。私は断固として救急車を呼んだ!
解説:心筋梗塞発症時に自家用車やタクシーで病院へ向かい、途中で死亡する症例を私は数多く見てきた!この時必要なのは、救急処置能力を備えた「120」救急車だ。
「今、汗だくなのは急性心筋梗塞の証拠だ。左前下行枝が詰まっていれば、数分で命を落とすかもしれない!」と心の中で叫んだ。どうすればいい? 私は自分を落ち着かせた。
解説:家族の突然の心筋梗塞に直面しても、決して慌ててはいけない。冷静沈着を保つこと。頭の中で助けを求められる人を検索した。
娘は看護師なので、すぐに電話で連絡し、すぐに帰宅するよう伝えた。同時に、近くの友人に電話で助けを求めた:「夫が突然心筋梗塞を起こしたかもしれない。救急車がすぐに団地に着くから、今すぐ団地の入り口まで来て、救急車を見かけたら家まで案内して。時間を無駄にさせないで、急いで!」
解説:時間は命。一分一秒を争う!
相手は慌てふためきながらも私の指示に従い、住宅団地の入口で救急車を待つことにした。
夫がトイレに行きたいと言い出したが、私は「今は絶対に動いてはいけない。特にトイレはダメだ。力むと心臓の血管のプラークが剥がれ、命を落とす可能性がある!」と強く伝えた。「救急車がすぐ来るから!」と励ました。
心筋梗塞患者がトイレで突然死するケースは数知れない!心臓に不安がある人をトイレに行かせてはいけない、力を入れてはいけない!娘は猛スピードで帰宅し、銀行カードと医療保険証を持ってくるよう指示した。
解説:こうしたものは普段から目立つ場所に置いておき、緊急時にすぐ取り出せるようにしておくのがベスト。
速効救心丸服用ポイント
適切なタイミング:
使用前に、自身の狭心症発作のパターンを把握しておくこと;
胸の圧迫感、前胸部不快感、左肩の重だるさなどの前兆症状が現れたら、直ちに速効救心丸を舌下服用すること。
用量の把握:
舌下服用:1回4~6粒、1日3回;
急性発作時は1回10~15粒。
10分経っても緩和しない場合、状況に応じてさらに4~6粒を追加服用可。
噛んでから舌下服用:
舌下で溶かす。症状が特に重い場合は、砕いて舌下で服用してもよい。
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