小雪の時期は冬に備える養生が大切!8つのポイント
Encyclopedic
PRE
NEXT
2020年11月22日(旧暦10月8日)小雪は、年間20番目の節気であり、冬の2番目の節気である。毎年11月22日または23日、太陽が黄経240度に達すると小雪の節気が訪れる。北方の孟冬(初冬)の時期にあたり、小雪が降り始める。「小雪の日に虹は姿を消し、さらに五日たつと天の気が上昇し地の気が下降し、さらに五日たつと閉ざされて冬となる」と小雪の15日間の気候を表現している。
『黄帝内経』に「春は生じ夏は長じ秋は収め冬は蔵す」「人は天地の気によって生じ、四時の法によって成る」とある。小雪を過ぎると天の陽気が上昇し地の陰気が沈み、陰陽が交わらず天地が閉ざされて大地は活気を失い、封じ込められた光景となる。気温が急降下し、凍結する。冬に養うべき正気とは?(正気:人体の各器官の正常機能を維持する力。正気があれば邪気は侵入できない)
「正気を養うには血を養うことが不可欠。血は気の母である。気血を養うには必ず脾と腎を補うこと」。小雪の節気期間中、以下の点に留意することをお勧めします:
飲食:(1)腎を補うスープ:栗、クコの実、クルミ、ユリ根、ナツメ、陳皮を適量使用。体質に応じて羊肉(寒性体質向け)や老鴨(滋陰作用あり)を加えることも可能。黄耆・太子参・老鶏を加えると(健脾補気の効果が優れる)。(2)旬の野菜・果物を積極的に摂取:冬は鍋料理が定番ですが、辛いものや牛肉・羊肉は乾燥した季節に辛燥症状(口鼻の乾燥、風邪・上気道感染の誘発)を引き起こしやすいため、白菜・豆腐・大根・蓮根・白木耳で滋陰潤燥を。リンゴ・梨・バナナ・オレンジは陰を養い潤いを与えつつビタミン豊富。(3) 黒色の食材で腎を補い気血を養う:白菜と豆腐(黒豆)の煮込み、黒キクラゲとほうれん草の炒め物、カシューナッツと椎茸のセロリ炒め、黄耆と蓮根・黒豆・牛骨のスープ、腎を補う粥(黒米・黒豆・黒ゴマ・粟・紫皮ピーナッツ)。
運動:太極拳や八段錦を行い、軽く汗をかく程度に。特に虚弱体質で風邪をひきやすい人は、大汗をかいて再び風邪をひかないように注意。朝夕の運動は推奨せず、気温が低く太陽が出て陽気が上昇する時間帯に運動し、天地の精気を吸収する。気は血の司令官であり、正気が満ちると血は気に従って流れ、四肢の末端まで達し、顔色が紅潮し手足が温かくなる。
情緒の調整:気温が低いと抑うつ状態になりやすいため、軽音楽を聴き、心を広く持ち、人に優しく接し、愉快な気分を保つこと。肝は血を蔵し、疏泄(すっさい)を司る。心情が愉快であれば肝の疏泄・收藏が促進され、肝血を養うのに有利である。
規則正しい生活:「陽気を乱さず、早く寝て遅く起き、必ず日の光を待つ」小雪の節気は陽気が比較的弱く、この時期の陽気は閉蔵されているため、人も陽気の閉蔵に合わせて閉蔵し、陽気を乱さないようにする。この時期は夜が秋より長く、昼間が短いため、気候の変化に適応し、太陽が昇ってから起きることで寒気の侵襲を避け、人体の陽気を守ることができる。要するに、早寝遅起きで十分な睡眠を確保し、寒さに応じて朝夕に衣類を重ね、風寒を避け風邪を予防すること。
灸療法:腎気と気血を補う:腎兪・脾兪・関元・湧泉・太渓・八髎。施術後は温水を多めに摂取。
按摩:百会・大椎・風池を刺激し、正気を増強し免疫力を高める。
空気の流通を保つ:朝昼晩に窓を開けて換気する。
小雪の気血滋養膏:百合・棗・枸杞子・黄耆・茯苓・白朮・陳皮・砂仁・当帰、川芎、白芍、生地黄、女貞子、旱蓮草、桑葚、沙参、麦門冬などを体質に応じて適量を選び、膏薬に煮詰める。毎日一匙を舌下で溶かす。
PRE
NEXT