小児の反復性呼吸器感染症に対する推拿の有効な治療効果
Encyclopedic
PRE
NEXT
呼吸器感染症が頻繁に再発する子どもは、一般的に「復感児」と呼ばれます。このような子どもの病気発生要因は、不適切な授乳、先天的な体質不足や栄養不良、あるいは薬物の誤用による正気の損傷により、本来の陽気が不足し風邪を引き起こすことです。また、小児の日常生活の管理にも関係しており、保護者が過度に保温を重視すると、小児の陽熱が外に発散できず、様々な病気が生じやすくなります。治療は「気を補い表を固める」ことを重視する。主な手法は以下の通り:
1、小天心を揉む:
小天心は大小魚際(手のひらの付け根)の交わるくぼみにある。操作時はこの部位を3~5回揉む。利尿、経絡の活性化、清熱解毒の効果がある。この方法は、子供の腠理閉塞による無汗や発汗不全、高熱による痙攣・昏睡・夜泣きなどに特に有効である。
2、風池・風府を揉む:
風池穴は後頭部生え際の大筋外側の陥凹部。風府穴は後頭部生え際中央から1寸上方、後頭部中央の陥凹部。操作時は各10回揉む。発汗解表・醒脳安神・鎮驚祛痰の効果があり、外感後の悪寒・高熱・頭身強痛に適応する。風池を常時揉むことで風邪予防・醒脳明目効果が期待できる。
3、太陽穴を運ぶ:
太陽穴は眉尻と眼外角の中間、後方約1寸の陥凹部に位置する。操作時は3~5分間揉みほぐす。風邪を散らし陰陽を調節する。各種外感表証に適応し、多くは風池・風府と併用する。
4、大椎穴:
背部第7頸椎と第1胸椎の棘突起中間部に位置し、督脈に属する。マッサージ・揉搓・推拿を30~50回行い、皮膚の発赤を目安とする。疏風解表・経絡通じ痛みを止め・咳を鎮め喘息を平らげる効能がある。風寒・風熱による外感の無汗・発熱・全身痛・鼻詰まりなどに適用され、百日咳・咳喘・痰鳴の症状にも用いられる。
5、上三関:
三関は前腕橈側、手首横紋と肘横紋が一直線になる位置にある。操作時は親指または人差し指と中指を並べ、下から上へ100~300回押し上げる。温里散寒・気血を温補する作用がある。あらゆる実証・虚証に適応し、発汗作用もある。
ご注意
お子様は屋外で積極的に運動し、免疫力を高めましょう。保護者は気候の変化に注意し、適宜衣服の着脱を行いますが、帽子や上着の過度な厚着は避けてください。
PRE
NEXT